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研究紹介
計算科学 2/4

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心臓シミュレータでは心筋や弁のような粘弾性体とNavier Stokes方程式で記述される血液が相互作用を及ぼしながら運動する現象、つまり流体構造連成問題を取り扱う必要があります。粘弾性体も流体も連続体力学から見れば区別は無く、共に運動量と質量の保存則で記述されることに変わりはありませんが、構成則(応力と歪や歪速度の関係)の違いにより両者の運動の様子は結果的に大きく異なるものとなるため、両者が混在する問題の取り扱いは容易ではありません。本シミュレータでは心室・心房と血液、心臓弁と血液の組み合わせに対し異なるアプローチを採用し問題の解決を図っています。



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