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心臓シミュレータ概要研究開発課題病態再現・治療法開発医療機器開発細胞実験・数値細胞検証実験計算科学その他

研究紹介
計算科学 1/4

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本心臓シミュレータでは数値細胞から心筋・血液そして胸郭まで有限要素法(FEM)と呼ばれる手法によってモデル化しています。有限要素法は微分方程式で表される「場」をコンピュータを用いて数値的に解くための代表的な手法です。左の図は、心筋領域と血液領域を合計100万個程度の有限要素に分割した心臓です。その一部をズームアップして見たのが中央の図で、有限要素メッシュが認識できます。そしてそれは更に右の図のような四面体から構成されていることが分かります。有限要素一つひとつは単純な場しか現せませんが、複雑な場も極く小さく分割すれば十分というわけです。本シミュレータでは、力学現象は四面体、電気現象は立方体の有限要素を用いて解析しています。




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