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研究紹介
心臓シミュレータの概要 6/6

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心臓が収縮し血液を送り出す仕事のために、心筋は自分自身への酸素やエネルギーの供給が必要となりますが、その輸送は冠循環によって実現されます。大動脈の基部から出発した冠状動脈は分岐を繰り返し、最終的に太さが1μm程度の毛細血管となって血液と各細胞との間に膜を介した物質交換がなされます。そして今度は冠状静脈となって集合を繰りかえし、血液は最後に右心房へと注がれます。その血行動態は心筋の収縮に大きく左右され時間的・空間的に複雑なものとなります。本シミュレータでは冠循環系も精密にモデル化され、虚血性心疾患などへの応用が期待されています。[可視化:富士通(株)]




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